2017年01月05日

遺言書は間違えれば最初から書き直すのがベスト

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自筆証書遺言書の書き方は、割と簡単です。基本的に自筆であって、日付が入っていて、署名押印がされていれば効力を発揮します。どの財産を誰に相続させるかを明確にしておけばトラブルも防げることでしょう。書くときには、実はそれほど難しいことはないわけです。問題は、訂正をするときでしょう。訂正は正しく行う方法というものが厳密に規定されています。

書くよりも難しい場合がありますから、心配なら失敗したものは破棄して、新しく一から書き直すのがベストです。間違った訂正の仕方をしてしまうと、その他の部分の有効性までもが消失してしまう場合があります。基本的には二本の線で、修正前の文字が読めるようにしておかなければなりません。また、本人が修正したことを証明できなければいけないわけですから、そのそばに自分の名前を記入する必要もあります。

また、押印も別に必要になってきます。どこをどう修正したのかを記入する必要性も出てきます。非常に複雑な処理が必要になって、素人が行うのは少しハードルが高いです。しっかりと修正ができたのか不安になることも多いでしょう。やはり、間違った場合は最初からやり直すというのが最もいい方法になるのは間違いがありません。